ミステリーショッピングの調査員は登録制
ミステリーショッピングは、1940年代にアメリカで始まったマーケティングリサーチの一種です。
日本語では覆面調査と言います。
企業から依頼を受けた調査員が一般客として店舗を利用し、感想や評価を依頼した企業に報告します。
企業は顧客の視点から自社の強みや弱点を知ることができます。
顧客満足度は企業が目指す理想像と現実のギャップが少ないほど高くなるので、結果を元に弱点を見直すことで顧客満足度を高めることが可能です。
客観的な調査に基づく評価をすることで公平性が保たれ、従業員のモチベーションも上がります。
従業員自身の強みもわかり自信がつくと同時に、弱点は教育や研修で補えます。
ミステリーショッピングの覆面調査員の多くは登録制です。
応募して採用されれば希望の店舗を調査できますが、調査員には多くの資質が求められます。
調査中はメモを取ったり手順を確認したりできないため、集中力や記憶力が必要です。
店内やサービスを細かくチェックする観察力や、客観性も問われます。
エイジスリサーチ・アンド・コンサルティングは、ミステリーショッピングを中心に行う企業です。
調査員は登録制ですが、合格には厳しい審査を課しています。
専門の調査員が業種や業態、目的に合わせてカスタマイズした調査をします。
インターネットを利用してスピーディーに発行される報告書は、数値化・可視化されているので比較や分析が容易です。
希望すれば分析や問題点の抽出、改善の提案もしてもらえます。